BIOHAZARD 7 resident evil

BIOHAZARD 7 resident evil

Resident Evil 7 Biohazard

開発: CAPCOM Co., Ltd.発売: CAPCOM Co., Ltd.¥1,990

Steam レビュー

非常に好評

PlayNext レビュー

「バイオハザード7」を語るとき、最初に伝えるべきは一つだ。このゲームはプレイヤーを「見る側」から「見られる側」に変える。従来シリーズのような三人称視点ではなく、完全な一人称視点で廃屋に閉じ込められたとき、恐怖の質がまるごと変わる。マップを確認する一瞬、物音がする方向へ目をやる一瞬、扉を開ける直前の一瞬——すべてが「自分自身の体験」として積み上がっていく。これがバイオ7の核心であり、サバイバルホラーというジャンルを再定義した理由でもある。 ゲームプレイの基本は、限られたリソースを管理しながらルイジアナの廃屋を探索することだ。弾薬は常に不足し、回復アイテムは大事に使わないとすぐ底をつく。敵との正面対決はリスクが高く、いかに回避しながら資源を温存するかが問われる。ただし「P.T.」や「アウトラスト」のような完全な逃げゲーではない。適切な局面では戦う選択肢があり、ショットガンで敵を追い払う快感もちゃんと用意されている。このバランスが絶妙で、「戦うべきか逃げるべきか」という判断の積み重ねが緊張感を持続させる。探索には謎解き要素も絡み、廃屋の各エリアに隠されたアイテムや記録を集めながら状況を理解していく構造は、古典的なサバイバルホラーのDNAを引き継いでいる。 ビジュアル面での完成度は圧倒的だ。新開発のREエンジンが生み出すフォトリアルな表現は、廃屋の朽ちた木材、染みついた汚れ、淀んだ空気まで質感として伝えてくる。ホラーゲームにおいて「光と影」の使い方は恐怖演出の根幹だが、本作の照明設計は特に秀逸で、懐中電灯の届かない暗がりに何かがいるような錯覚を絶えず植え付ける。サウンドデザインも同様に作り込まれており、軋む床板の音、遠くから響く声、突然の静寂——これらが緊張のリズムを形成し、プレイヤーの精神を削り続ける。ヘッドフォン推奨とよく言われるが、本当にそうで、音響環境がそのままホラー体験の濃度に直結する。 物語はシリーズの世界観を共有しつつ、全く別の視点から「バイオハザード」を描く試みだ。主人公イーサンは、行方不明になった妻ミアを探してルイジアナの廃屋に踏み込む。待ち受けるのはベイカー一家——何かに蝕まれた彼らとの一夜。バイオシリーズ特有の「なぜこうなったのか」を解き明かすプロセスが、廃屋の記録や映像に散りばめられている。ネタバレを避けるが、終盤に向けての展開は「ファミリーホラー」という枠組みを超えた広がりを見せ、シリーズへの接続も含めて満足度は高い。バイオ初プレイでも完結した物語として楽しめる設計になっている。 比較として挙げたいのはまず「P.T.」「アウトラスト2」、そして同シリーズの「バイオハザード RE:2」だ。P.Tやアウトラストが「逃げる恐怖」に特化しているのに対し、バイオ7は「戦う余地のある恐怖」であり、プレイヤーに選択の余地を残している。RE:2と比べると三人称・一人称の違いもさることながら、バイオ7の方が閉塞感と密度が高い。RE:2が「制約された広さ」を恐怖に使うなら、バイオ7は「完全な狭さ」を武器にしている。ベイカー一家との追跡シーンは「暗殺教室」式のレオン・シナリオよりも即興性が高く、より不条理な恐怖に近い。 プレイ時間はメインクリアで8〜12時間が目安。サバイバルホラーとしては適切なボリュームで、間延びを感じさせない密度が維持されている。難易度別のやり込み要素として「全コレクターズアイテム入手」「特定武器縛りクリア」などの実績が用意されており、周回プレイにも対応している。ゲーム内通貨による追加コンテンツ「エンド・オブ・ゾイ」「ノット・ア・ヒーロー」も含めると総ボリュームは20時間を超え、¥1,990という価格は十分以上に元が取れる。 注意点として正直に書いておくと、グロ描写の強度はシリーズの中でもかなり高い。血の表現、身体的なダメージ描写には容赦がなく、ゴア系が苦手な人には向かない。また一人称ホラーという性質上、VR非対応でも「没入感からくる酔い」が出る人がいる。長時間の連続プレイは避け、慣れるまでは適度に休憩を挟むことを勧める。ストーリー面では、後半のテンポが前半とやや変わることも覚えておいてほしい。 こういう人に強くおすすめする——「P.T.に衝撃を受けたが、ゲームとして遊べるものが欲しい人」「バイオハザードシリーズに興味があるが、旧作の操作感が合わなかった人」「ホラーは好きだが映画を見るより体験したい人」。逆に、アクション重視でスピーディなゲームを求める人、ゴア系表現が絶対に無理な人、ホラー演出に飽き飽きしていてサプライズを期待できない人には難しいかもしれない。 サバイバルホラーというジャンルは何度も「これが到達点だ」と言われてきたが、バイオ7はもう一度その言葉を使わせてくれる。廃屋に閉じ込められた8〜12時間、あなたはイーサンではなく「あなた自身」として恐怖を経験する。それがこのゲームの、他にはない体験だ。

プレイヤーの声

👍プレイ時間: 395時間

怖いゲームです。 本当に怖いゲームです。 でも、 面白いです。シリーズで1番大好きです。(0,1,2,3,CV,4,5,6,7,8,9,RE2,RE3,RE4の中で)

👍プレイ時間: 12時間

ガチでヘッドフォンして暗い部屋でやるべきホラーゲームです。リアルさがめちゃくちゃ上がってて不気味さが一気に上がってます。やるべきです。毎回やってて一回以上は椅子から転げ落ちそうになります。

👍プレイ時間: 14時間

怖いし暗いのに何で楽しいんだろう! ホラーゲームが苦手な方、これをやり切れば、何か「成長」を感じるでしょう

出典: Steam ユーザーレビュー

スクリーンショット

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