真・三國無双 ORIGINS

真・三國無双 ORIGINS

DYNASTY WARRIORS: ORIGINS

開発: KOEI TECMO GAMES CO., LTD.発売: KOEI TECMO GAMES CO., LTD.¥9,680

Steam レビュー

非常に好評

PlayNext レビュー

戦場に立てば、そこに数百、あるいは千を超える敵兵がひしめき合っている。その光景はゲームを起動した瞬間に「これは本物のスケールだ」と感じさせるほど圧倒的だ。『真・三國無双 ORIGINS』が提示する体験の核心は、ただ強い武将になって暴れることではない。「名もなき英雄」というプレイヤーキャラクターを通じて、三国志という歴史の激流に飲み込まれながらも、その渦中で自分だけの戦場を切り開くことにある。シリーズ20年以上の歴史を持つ無双アクションが、どこへ向かおうとしているのか。その答えがここにある。 操作感は従来作よりも確実に「重く」なった。敵を弾き飛ばすたびの手応え、連続攻撃から必殺技へと繋ぐ際のリズム感、そして大群の中に突っ込んだときの衝撃と混乱。過去作が「爽快感」に振り切っていたとすれば、本作はそこに「戦闘の緊張感」を加味している。無双乱舞(無双ゲージを使った大技)の使いどころを考えながら立ち回ることが求められ、ただボタンを連打するだけでは雑魚敵の包囲に押し潰されるシーンも出てくる。それが単調さを防ぎ、プレイの密度を上げている。やり込み要素として武器強化や装備収集があり、同じ合戦マップでも装備を変えることで戦闘スタイルが大きく変わる。ステージを繰り返してお気に入りの型を作る楽しさは、RPG的な成長システムと相まって中毒性が高い。 ビジュアルの面では、合戦フィールドの広さとキャラクター密度のバランスが秀逸だ。遠景には本陣の旗がなびき、手前では数百の雑兵がぶつかり合う。グラフィック自体はAAA級のリアリズムを追求したゲームと比べれば一歩引くが、その分フレームレートが安定しており、大規模戦闘でも動作が崩れにくい。戦場の煙や炎のエフェクトは演出として機能しており、「乱世の戦」という雰囲気を巧みに作り出している。サウンドは和風と激しいロック・オーケストラを融合させたシリーズ伝統のスタイルを継承しつつ、特定の武将と対峙するシーンでは静寂と爆発的な音楽の落差を使った演出が光る。日本語音声の掛け合いも充実しており、武将ひとりひとりのキャラクターを際立たせている。 物語の背景は三国志そのものだが、本作の切り口は「記録に残らなかった名もなき者の視点」という点でユニークだ。董卓の乱から始まり、曹操・劉備・孫権らの群雄割拠を経て、乱世の趨勢が決まっていく過程を、プレイヤーはあくまで一介の剣士として体験する。歴史の表舞台で活躍する英傑たちとの出会い、そして彼らの選択を間近で見ながら自分の立ち位置を問われる展開は、三国志を知っている人間ほど「この場面で自分が戦場にいたら」という没入感を呼び起こす。史実の結末を知っていても、体験として新鮮に感じられるのは、主人公の視点が徹底されているからだ。 似たジャンルのゲームとしてまず名が挙がるのは、Frogwares の『Steelrising』や、Omega Forceの前作群だろうが、より直接的に比較すべきはカプコンの『Dragon's Dogma 2』やフロム・ソフトウェアの『エルデンリング』ではなく、同じ歴史ACTとして『Ghost of Tsushima』との差異だ。後者がオープンワールドと侍アクションの「孤独な緊張感」を売りにするのに対し、本作は「戦場の喧騒と群衆の中の英雄感」を売りにする。一対一の決闘より、一対多の制圧が気持ちいいと感じるプレイヤーには間違いなく本作のほうが刺さる。同じ無双系でなら『仁王2』と比べられることもあるが、あちらの難易度とロール特化に比べると本作はよりカジュアルに大規模戦闘を楽しめるバランスに設定されている。 プレイ時間の目安として、メインストーリーのクリアだけなら30〜40時間ほど。武器コレクションや各武将との親交イベントを埋めていくと、ゆうに60〜80時間を超える。エンドコンテンツとして特定の合戦を高難易度で再挑戦するモードや、タイムアタック的な要素も用意されており、周回プレイへの動機付けはそれなりにある。ただし、ストーリーの一本道感は強めで、オープンワールド的な自由探索を求める層には物足りない可能性がある。 注意点として正直に書いておく。敵の行動パターンはバリエーションが限られており、中盤以降はマップ構造や目標の繰り返し感が出てくる。「合戦→武将撃破→次の合戦」というサイクルを楽しめるかどうかが、このゲームを長く遊べるかの分水嶺になる。また、¥9,680という価格設定はセールを待てば半額近くになることが多い無双シリーズの慣例を考えると、フルプライス即購入をためらう人がいるのも理解できる。 強くおすすめできるのは、三国志の物語が好きで「あの歴史的合戦の真っ只中で戦いたい」という願望を持つ人、そして無双シリーズ経験者で「最新作でシリーズの進化を体感したい」層だ。アクションが得意でなくても難易度調整が細かく設定できるため、歴史小説ファンの入口としても機能する。逆に、ソウルライク的な緊張感や複雑な判断を要するアクションを好む人、オープンワールドでの自由な探索体験を求める人には、刺さりにくいだろう。「無双」というジャンルが持つ快楽と限界の両方を、本作は高い完成度で体現している。

プレイヤーの声

👍プレイ時間: 103時間

ドパガキの自分が初めてトロコンできたソロゲー、つまり神ゲー ストーリーがとても良かったです 自分くらいの低スぺでも高画質で楽しめたのでおススメ

👍プレイ時間: 228時間

これまでの無双系の遊びやすさをそのままに、 新要素としてレベルに近い概念や敵の攻撃を弾く要素も加わり、 より直感的な戦闘と爽快感を感じられるようになっている遊戯の内容です。 物語に関しては好みの差はありますが、 ドキドキ漢だらけの戦乱遊戯といった感じです。 捉えようによってはこの物語に登場するモノたちの 様々な側面を視ることが可能でしょう。 どこにどういった価値を見出すか? と言うところで手に取るタイミングは 変わってくるかもしれませんね。

👍プレイ時間: 191時間

令和版、三国無双の傑作 董卓含めたどんな人物にも魅力があって、やればやるほど好きになれる 主人公とか朱和といったオリジナルキャラクターもシナリオに大きな影響を与えすぎず良い塩梅で好きになれる

出典: Steam ユーザーレビュー

スクリーンショット

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